むし歯菌が血管内に入ると菌血症となり全身のさまざまな部位に炎症を引き起こすことがあります。菌血症がさらに重篤化すると敗血症へ移行します。

妊娠中はホルモン分泌の変化から、唾液が酸性になることで、むし歯になりやすくなります。

歯並びが悪いと磨き残しが多くなります。また、かみ合わせが悪い場合も歯の溝にプラークが残りやすくなるので、むし歯になるリスクを高めることになります。

令和４年度１２歳児における１人平均むし歯の本数は、全国平均0.56本に対して福岡県は0.9本。5年前よりむし歯の本数は改善してきているものの、全国でみると４番目に悪い状況になっています。

歯の根っこの部分が露出することでむし歯菌に侵されやすくなり、むし歯になりやすくなります。